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教育委員会説明会議事録

平成15年10月24日 五島小体育館(19:00~21:00)

出席者 五島地区住民:五島地区連合会長、各町自治会長ほか地域住民約200名

教育委員会:教育長                             土屋  勲

             教育部長                      廣野 正英

             教育次長                      安形 英敏

             学校規模適正化推進室室長          花井 和徳

             学校規模適正化推進室副主幹         安井 清美

Q:五島小と遠州浜小の統廃合案作成にあたって、どういうメンバーがどの程度の議論をしたのか?

A:教育委員会案については、専門部会の説明記録をもとに教育委員会で話し合った以降、市長・助役・財政部長を交
えて決定した案である。

Q:地域住民の意見は聞いてくれないのか?

A:専門部会案のときに出た声をもとに教育委員会案を策定した。教育委員会案は自治会とPTAにも説明し、意見を
いただいている。

Q:意見とは五島地区の中から具体的にどのようなメンバーがどういう声を出したのか?

A:(平成14年9月10日PTA対象77名、20日自治会対象151名に行われた専門部会案の具体的な内容を紹介)

Q:他校は学校の「跡地利用」が具体的に示されているのに、五島小について何の表記も無いのは検討していないの
か?

A:地域住民の声を聞きながら進めるよう考えているため、市のほうからの提案はしていない。今後の課題である。

議長:他にご意見は?

Q:今回初めて住民対象の説明会が行われるというので大変期待したが、資料が古く、大変残念に思う。教育委員会
にしては情けない。この資料の時期と状況は変わっているはずである。元城と北小の問題はどうなったか?

A:話し合いを進めている。

  北小が元城小に統合されるという逆の展開になったのはなぜか?

A:説明するですか?

Q:いいえ、結構です。庄内地区はどうなったか?

A:今後の推移を見て…ということになっている。

Q:「今後の推移」とは、住宅ができるという「発展性」の問題か?

A:それも含めてということです。

Q:では五島は?

A:先ほどの通りです。

Q:発展性はないということか?

A:発展性という問題ではない。適正化するということです。

Q:一般論としての先生の意見は良くわかるが、五島に当てはまるものは何もない。佐藤・蒲小の結論についてはどう
か?

A:蒲小校区の子供たちは佐藤小へ通うことが選択できる。

Q:それで佐藤小の適正化が計れるのか?

A:少しでも計れると思う。

Q:この地区の承諾は、「校区自由化」ということでされたはずである。南・高砂についてはどうか?

A:話し合いを進めている。

Q:この二校が統合されて適正規模になるのか?

A:現状よりも子供たちは良くなるのではないか。

Q:人数の問題についてはどうか?

A:今後、近い将来は、「学区の弾力化」が進めていかれるのでその時点では可能性大である。

Q:人数は何人になるのか?

A:わかりません。

Q:合併しても我々五島と何ら人数は変わらないはずである。それで適正化とするのなら五島はすでに適正化されてい
るということになる。それなのにそういう状況の中で五島が適正化されなければならないというのは問題があると思う。
(拍手)

A:五島・遠州浜の子供たちのことを考えて提案している。

Q:そういうことなら我々が五島小は「問題無い」と判断すればそのままになるのか?

A:なるべく理解をしていただきたい。

Q:五島は先生方も子供たちが生き生きとしている、地域と学校がうまくいっている大変よい学校だと教育長は以前言
った。五島小の先生方からも「五島小が悪い」という声は聞いていない。安直に統廃合するという答えを出すのではな
く、今の状況の中で「どうしたら五島が良くなるのか」「五島の子供が良く育つか」という視点から考えていただきたい。
(拍手)

A:五島・遠州浜両校の先生方とも話し合い、メリット・デメリットを聞いている(実例紹介あり)。

Q:教育委員会は会社と同じである。統廃合を話し合うことになってまずメリット・デメリットを出し合うのは当然であり、ト
ップの方針には従わざるを得ない。PTAOB会でも統廃合の話が出てから校長の態度が変わった。悪いことだけを指
摘するのではなく、どうしたら今を良くする事が出来るか、等も考えてもらいたい。「適正化」という言葉だけですべてが
きれいに見えてしまう。適正化というのなら、現在適正規模の学校の現状、五島の現状、それらがどう違うのか、「適正
化されたら良くなる」というのなら、そういう具体的なデータで示してもらいたい。「だろう」だけでは納得できない。いろい
ろなデータをもとに検討し、どうしてもうまくいかないなら統廃合も仕方ないが、データもなしに統廃合しますよでは、住
民は納得できない。理想論だけではいけないと思う。(拍手)

A:(回答なし)

Q:PTAは賛成した、と言ったがPTAが受け入れをOKしたら何%の確立で統廃合されるのか?20か30%か?

A:今のところ分かりません。今日はPTAは臨時総会を開いた、という話と自治会が「知らせを各戸配布した」という事
実を認識してここに参っております。

Q:五島地区にとってこの統廃合問題は、五島地区始まって以来の大事である。こういう非常に大きな問題を住民とし
ていつ聞けるのかと思っていた。また、小学校の卒業生としては無関心ではいられない問題である。新聞報道はあった
けれども、住民との話し合いは今回が初めてである。それほどの問題を各地区住民との対話の中で決めていかなけれ
ば、将来「しこり」が残ってしまう。(拍手)もう少し考える時間が欲しい。もっと時間をいただいて審議して欲しい。統廃合
によって「悪いこと」も必ず出てくると思う。そういうことも検討すべきである。

  もう一つの問題は、庄内地区と同じように、五島地区の将来の発展と大きな関係がある。「人口を増やす」ことをし
てくれれば統合しなくても良いはずである。教育委員会だけで決められるものではないはず。浜松市全体という広い視
野で考えてもらいたい。(拍手)

A:(回答なし)

議長:他にいかがでしょうか?

Q:各戸配布された紙は、教育委員会が関与しているのか?

A:私どもは関与していない。

Q:市や教育委員会は「何が何でも統廃合する」という姿勢が見える。あの紙は、市への良い印象を与えるためだけに
配られたものと思われる。自治会役員や現PTAだけの「個人レベル」での判断で決められては困る。彼らの決定は自
分個人の考えだけで、住民の意志を把握した上で決めたものではない。早急に決めるべきではない。「声の大きい人」
の意見だけが通るようではまずい。PTAも住民の一部である。「声なき声」が通るように、最終的には住民投票をすべ
きである。(拍手)松島北、西島の一部は河輪小へ行くという話がある。学校は一つであり、この地域は一つも欠けるこ
となく今まで来ている。五島を混乱させてまで廃校にしようとする市のやり方に不満を覚える。(拍手)また、学校教育と
いうものは、学校と家庭と地域社会の協力で成りたつものであることは、教育委員会も良くご承知のことである。どの一
つも欠けては良い教育はできない。地域社会を壊してはいけない。(拍手)

A:五島小を廃校にするというのは専門部会案で、教育委員会案ではない。また、どのように地元に説明会をしようかと
検討した結果、各地区自治会の皆さん、PTAの皆さんから多数の申し出があり、地元の皆さんにお任せして決めてい
ただけるということで、今日に至っているということでご理解いただいている。

住民:専門部会案だということだが、教育委員会案でも実現したら河輪小学校に行くといっている住民が実際いる。一
つにまとまっていた五島を分断することになる。

議長:それではもうお一方

Q:まず第一点は「地域住民が理解した」と言っているがそうではない。五島地区にはPTA会長のOB会があるがその
OBにすら校長・教頭・現PTA会長からも統廃合の話が来ないのはおかしい。自治会役員は必ず知っていたはずなの
に、そこからも話が無いのはさらにおかしい。先ほど通学路の安全の話が出たが、変質者が以前出たときにすぐにPT
A会長からOB会に話があったはずだ。それで最終的には教頭、校長が話をし、PTAに聞かせるはずだ。今回はそう
いう話はここ1年全くなかった。今話し合いがあったと言うけれども、何の情報もこの地域に来なかった。教育委員会も
もっと頭を使ってやって欲しい。教育委員会・先生方も仕事である。あくまでも教育論だと土屋さんはおっしゃった。しか
し五島ほど教育的にいいところはない。(そうだ!声と拍手)まず第一に自然環境が良い。こんないいところはない。そ
れから家庭環境が良い。三世代住む所はそんなにない。子供は親だけでなくおじいちゃんおばあちゃんの背中を見て
育つ。こんなに自然環境・家庭環境がいいところはない。ここ数年家庭教育推進地区にして昨年も一年やってきた。そ
れが急にひっくり返り問題があるから統廃合だという。家庭環境をよくするという教育理念は何だったのか。教師は子
供をアシストするものだ。よりよく子供をアシストする先生であって欲しい。教育論だけで判断すべきではない。教師の
レベルアップも図るべきだ。五島地区の自然環境のよさ・家庭環境のよさを残すべき。今の五島は合併する必要など
無い。ただ「人数が増えれば教育環境が良くなる」わけではない。むしろ地域のコミュニティを連綿と続けていくことが大
切だ。(拍手)

A:(五島・遠州浜小のそれぞれの地域の比較授業の結果を報告)

  私ども今大変戸惑っていることは、私どもの情報では自治会でもPTA臨時総会でも大体意見がまとまったと聞いて
いるんですが、今こういう状態なものですから大変戸惑っているのですが、どうなんですか?

住民:私たちは遠州浜とも(不明。聞き取れず)今のお話では先生はそういうことはお考えになっていないんだなという
ことになる。

A:どの幼稚園に通おうが、子供たちは地域で同じように育てていただいている。統廃合によって地域のよさがなくなる
とは思っていない。これからの小学校は、「校区の自由化」をはじめ、親が学校を選択できる時代になる、と思ってい
る。

  今回の統廃合で、五島・遠州浜の家庭環境にそれほど大きな変化は無いものと思っている。

議長:もう少し違った見方で教育委員会案をとらえている方、ご発言はいかがですか?

Q:先ほど先生は自治会・PTAは賛成しているとおっしゃった。それにお答えすることになるかどうかわからないが、地
域には今まで何も説明されてこなかったというのが実情である。PTAは「良いものができるというイメージ」だけで判断し
ただけである。自治会役員には説明会を行ったということだが、自治会役員から地域住民には今まで一切の説明が無
かったのが実情である。これが地域にとっては初めての説明会であるということを認識していただきたい。今回この説
明会は、自治会から要請があったことになっているがそれは本当か?

A:今回は、教育委員会の主催ということで説明会を行っている。

Q:今回の説明会は、自治会からの要請で行っているのか?

A:要望書が提出されたことに答えたものである。仮に要望書が出されていなくても説明会はしなければならないと思っ
ていた。

Q:要望書を出した代表者には何らかの連絡をしたか?

A:連絡はしていない。

Q:要望が出されたのであればその人に返答をするのが常識ではないか?(そうだ、拍手)

A:その通りです、申し訳ありません。

Q:昨年12月にPTAとPTA会長OB会が132世帯中129世帯の署名要望書を出したのを見てくれているか?

A:見させていただいた。

Q:それに対する回答が無いのはどういうわけか?教育委員会はどうなっているのか?1年経ったら要望書は消滅する
のか?

A:陳情書ということで昨年12月に出されています。継続審査となっていましたが、統一地方選で議会も変わり一旦途
切れていますが、そういう要望があったことは理解しております。ただPTA臨時総会が行われ、自治会とも話をする中
で、その当時は大部分が反対していると言うことでしたが、今は地域の中では教育委員会案を前向きに考えていただ
いている方が多い、と認識しています。

Q:要望書は今も生きているということでよろしいか。

A:一旦途切れ無効になっています。

Q:地域説明会の要望書は、どうして出されたかというと、住民に何も説明されないまま、10月の議会へ上程されること
を危惧し提出したものであり、一日二日で集めたものである。また先ほどのPTAのことだが、「無条件賛成」はたった3
人だけであり、その他の賛成は全て「条件付」である。その条件も150号線から北側ならなど、個人の様々な条件をつ
けて、その条件が通るのなら賛成だと言うものであり、その条件が通らなかったらその人たちは反対だよということにな
る。私が言いたいのは、自治会もPTAもなぜこんな重要な問題を早急に答えを出そうとするのか、何か大きな力でどん
どん先に進んでいこうとしていると感じられる。自治会連名用紙が配られた直後に新聞報道がされているが、この新聞
報道は内山連合会長が静岡新聞に連絡したものか。(自治会とはあとで話し合う旨あり)では、教育委員会が出したも
のか?

A:教育委員会は一切出していない。また先ほど10月に議会決定するとあるが、そうわけではない。説明会がなかった
ということだが、専門部会案にもあるように地元代表を窓口として話し合いを進めていきたいと考えている。だから地域
代表として自治会長の方々と話を進めてきたが、地域の皆さんの要望が強ければ今後住民の皆さんと話し合うことも
考えている。

  私たち教育委員会は、PTAへも「臨時総会の場での説明会の開催」を打診したが、「来なくても良い」との回答だっ
たので説明会には行かなかっただけであり、決して皆さんのことを蔑(ないがしろ)にしたわけではない。

Q:私たちは私たちの中でよく考え、それから結論を出したいと考えている。10月11月で決められないと聞いて安心し
た。地元の意見をまとめ、結論を出した上で進めていただきたい。(拍手)

議長:反対意見が多いが、どなたか賛成意見の方にご発言いただきたいがいかがでしょうか?

(発言なし)

Q:今日の議事録を市の教育委員会のHPに公開して欲しい。(拍手)これくらい多くの人が真剣に考えているのだとい
うことをご理解いただきたい。(拍手)

A:(回答なし)

議長:他にはいかがでしょうか?

Q:今五島小学校は何クラスで何人でしょうか。

A:全部で179名です。(各学年の生徒数を報告)

Q:僕のときは学年58名、2クラスで一クラス29名だった。その時も五島小学校は各学年1クラスで大体どのクラスも4
0名いなかった。昔も今も五島小の児童数は変わっていない。小人数がいいといってクラスの人数を減らして、少なくな
ったら統廃合だという。「ご都合主義」ではないのか?それから今日の説明会で決まってしまうのではないか、いろいろ
意見がでても「ガス抜き」で結局決まってしまうのではないかと思ったが、違うようなので少し安心した。また、今まで自
治会単位での話し合いが全く無かった上に、地区で3月の総会のとき自治会から「余計なことを言うな、まとまるものも
まとまらない。だまっていろ。」とも言われた。それでうまくいくのならと連絡を待っていたら、突然「決まったよ」「遠州浜
に行くのじゃなくなった。よかった。廃校じゃなくて統廃合だ。万歳」という。何が万歳なのか。結局地元には何も話がな
い。非常に残念な経過をたどっている。先ほど教育長から学区の自由化選択化が行われるようになると言っていた
が、松島の鶴島からは、将来できるのが遠州浜小学校の近くであれば、ずいぶん遠い。子供の安全は大丈夫だろう
か。マイクロバスを運行するとなると時間に乗り遅れないだろうか。いろいろ心配なことが多い。遠州浜には遠州浜の、
五島には五島の良さがある。それぞれのよさがあって個性がある。一緒にするから良いというものではない。また市町
村広域合併の話がある。五島よりもっと小さな学校がたくさんある。五島を統廃合のモデル地区にして欲しくない。教育
長の貴重な意見を先ほど聞いたけれども、逆に五島には五島地区住民の考え方もある。小規模校の良さのある五島
小と五島住民の考え方も理解してもらいたい。今回が住民への初めての説明会で、これが出発点だと考えてもらえれ
ばと思う。(拍手)

A:(回答なし)

Q:私はよそから来た者だが、五島小はとても良い学校だと思っている。(拍手)地域の良さを生かしながら是非残して
いただきたい。(拍手)

A:(回答なし)

議長:他にはいかがでしょうか?

Q:私も基本的に五島を残して欲しいと思っている。これから修正案をゆっくり検討させてもらえればと思う。それで、も
し統廃合されたとして、跡地利用は最大限地元の意見を聞いてもらえると書いてあるので言わせてもらうが、地震のと
き10mの津波が来ると、天竜川芳川の堤防ではすぐ切れてしまう。津波のときは一分でも高いところに逃げることが
大切だ。五島地区で高いところというと江ノ島のサンビーチ、それと五島小学校だ。公園にしたりして平地にすると避難
場所がなくなる。「東海地震の津波対策用避難地」として五島小の校舎だけは残して欲しい。文化センターでも何でも構
わない。住民の命がかかっている。先ほど財政的な問題ではないといわれましたので、たとえ修正案になっても五島小
学校は残して欲しい。跡地利用の条件として提案する。

A:(回答なし)

議長:他にございますか。

Q:五島小の地震対策はいつ頃やるつもりか?

A:五島小は構築後30年が経過している。耐震診断はABCDEとあって、CでもCの上中下とあり、五島小学校はCの
上ランク。すでに30年が過ぎているので改修の必要がある。

Q:今の五島にはPTAや地域の中に「いがみ合う」動きがある。今までのことは白紙撤回にして「考える会」のようなも
のを作り、皆でじっくり時間をかけて決めていきたいと思う。そういう組織を是非作っていただきたい。(拍手)

A:(回答なし)

議長:他にはよろしいでしょうか?無ければ自治会のほうからよろしくお願いします。


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地域住民話し合い議事録

平成15年10月24日 五島小体育館(21:00~22:00)

議長:教育委員会案を自治会として今後どのようにして進めたらよいか、皆さんの意見を伺いたい。
・今日の出席者は何名か?
・200名くらい?
・全住民が出席しているわけではないので、自治会が組総代へ下ろし、みんなの声を聞いたらどうか?
・この話し合いもしっかり議事録に残して欲しい。



議長:記録は残します。
・自治会・PTA・各町代表が集まって賛成・反対は別にして「考える会」を作って欲しい。そんなに急いで答えを出さなく
ても良いはず。後々に問題を残さないためにも慎重に進めるべき。(拍手)



議長:ただいまの意見、承りました。これに対する意見はありませんか?

・ 自治会を主体としてその会を運営してもらいたい。
・自治会は「前向き検討」を謳っているのだから不安に思う。災害時の事も考え、慎重に進めて欲しい。(拍手)
・PTAは早急に答えを出してしまったが、住民でそのような会を作ってくれればPTAももう一度考え直すことが出来る。
是非お願いしたい。



議長:PTAが承認した詳しい話は自治会としても聞いていない。PTAも住民の一人として考えるべきだと思う。
・現PTAだけが答えを出すのではなく、OBや地域の先輩たちの意見も聞くべきである。地域のことなのだから、やはり
「考える会」はつくるべきだ。



議長:連合会長、今の話についてどうですか?

連合会長:連合会長としては遠州浜も含めた中で進めることが前提だ。「自治会としては前向きに検討する」という新聞
発表はしたが、決まったことではないので了承願いたい。

PTA会長:誤解をされているようなので説明するが、私はPTAの長としてPTAの意見を集約しただけである。地域の会
へは自治会員として参加していただければ良い。しかし、PTAの活動としては、多数決の総意で「受け入れる」ことで決
まったことだ。今後は自治会と遠州浜小と受け入れる活動をして行く。現PTAとOB会は別組織であり、PTAはOB会に
干渉されることはない。

議長:他に進め方についての意見はないか?
・今日の議論の中では反対意見が多かったはず。現PTAだけで進めるような問題ではない。



PTA会長:もちろんPTAが無断でやることではない。地域のことは地域の皆さんでやってもらいたい。PTAの意見を言
ったまでである。

議長:今はPTAのことを論ずる場ではない。地域の会であると認識している。
・この場で結論は出せない。各町、各自治会単位で話し合ったほうが良い。



議長:時間も遅いため、そろそろ終わりにしたいがどうか?

・ 今まで出た意見の中から今後どうしたらよいかを決めた方が良いと思う。
・自治会長主体でやったからこういうことになってしまったのではないか?自治会にまかせると「勝手に」決められてしま
うことが怖い。(拍手)
・(先ほどの)各町代表の「人選」はどうするのか?
・自治会役員・PTA・各町からの推薦者、希望者を集めて作ることを考えている。
・その発案は誰がするのか?誰が音頭を取るのか?
・ここで結論を出すのは難しいし、その必要も無い。過去五島は何事も自治会主体でやってきた。自治会を信用しない
とまとまらない。各町で話し合うべき、自治会を主体に行うべきと思う。



議長:「各町に持ち帰って自治会と皆さんで話し合う」ということでよいか?
・8月に出された「自治会は前向きに受け入れを検討」は白紙撤回になるのか?



議長:「たたき台」として配布したことを了承してもらいたい。

連合会長:「前向き検討」は、遠州浜を含めて検討した結果である。
・遠州浜、遠州浜と言う前に「五島の住民の声をまとめる」のが連合会長ではないのか?(拍手)



連合会長:皆さんから推薦いただいた自治会長からは、誰一人「説明会をやったらどうか」という意見は出なかった。だ
からそういう機会を失った、ということである。
・以前、自治会から「勝手に方向性決まった」ような言い方をされた。私たちが何も知らないまま決まってしまったら子供
たち説明できない。「地域で考える場を与えて欲しい」というお願いは何も反映されずに今日まで来てしまった。地域住
民の声を吸い上げる自治会であってもらいたい。たくさんの住民が参加し、多くの意見を言えるような話し合いの場にし
てもらいたい(拍手)



議長:遅くなったが、「声」を聞くためにこの会を開いた。

連合会長:自治会長には「決定した」という言い方はしていない。
・過去のことよりも今後のことを自治会を「信用して」進めようではないか。



議長:自治会で各町ごとに「膝をつき合わせて」話し合いをするということでよいか?…(拍手)…拍手多数により、町民
の皆さんと話し合いをして進めたいと思う。(拍手)

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